学生の勉強×モンスター

私は勉強が割と好きだ。ただ、学校の勉強はあまり好きじゃない。非効率だし、「やらされている」感が凄まじいからだ。私のように勉強が好きな人はまだ何とかなるにしても、勉強が本当に嫌いな人は全く勉強しない。学生の時にはそういう人達を沢山見てきた。極端に、月にゼロ時間といっていいくらい勉強しない。

 

そんな人でもどうにか勉強できるように工夫できないかと思って、ちょっと考えてみた。

普通に、ゲームをしながら勉強できる、というのはどうだろうか。

子供向けの塾では、教材で簡単なゲームやタブレットを配布して勉強させている所も既にあるらしいが、もっと本格的なゲームがいい。今の子供は沢山の情報に触れており、沢山の楽しみを知っており、飽きっぽいからだ。

 

ならば勉強も負けてはいられない。死ぬほど楽しくすればいい。勉強したことを「武器」にして、何かを達成できるようなゲームを作ればいい。例えば、「数学の問題を解けば「モンスターを倒すことができる」でもいいが、「早く解けば解くほど、攻撃の連撃率が上がる」などの要素も入れていいと思う。

 

「そう簡単に作れない」と思われるかもしれない。確かにそうかもしれない。「人間だけ」で作ろうとすれば。人間の脳だけでなく、AIもフルに使って「問題」をゲーム化していけばいい。ディープラーニングを使えば、プレイする人が増えるほど効率化していくだろう。

 

まあ、1人1人の子供に合ったストーリーを割り当てるには、ある程度子供の性格が分かっていた方がいい。それに、1人ではどうしても解けない部分もあるはずだ。1人で無駄に時間を掛けて解くよりも、大人に聞いた方が早いこともあるだろう。そういった時のために、教師はサポート役として必要であり続けるはずだ。